ペルソナと出力戦略の設計
「誰が語るか(ペルソナ)」、「どの媒体にどう出すか(戦略)」。
AIに記事を書かせる際、毎回プロンプトで「専門家っぽく、X向けに140字で...」と指示するのは素人のやり方です。OKIHIRO流では、これらの「あなた自身のDNA」をYAMLファイルとして外部化し、確実にAIに読み込ませる仕組みを作ります。
なぜ設定ファイル(YAML)に分離するのか?
プロンプト内に直接ペルソナを書き込むと、後から「口調を少し変えたい」「Facebookの文字数制限を変えたい」と思った時に、巨大なプロンプトやスクリプト全体を修正しなければなりません。
設定を persona.yaml(人格)や
strategy.yaml(媒体ルール)という独立したファイルに切り出しておけば、人間がちょっと設定ファイルを書き換えるだけで、AIの全挙動が瞬時にアップデートされます。この「設定の外部化」こそが、運用を劇的に楽にするプロの設計思想です。
ペルソナ (persona.yaml) の作成
まずは「あなたはどういう専門家なのか」をAIに教え込みます。経歴、口調、そして専門家として絶対に言ってはいけないNGワード(断言の禁止など)を定義させます。
媒体ごとの出力戦略 (strategy.yaml) の作成
次に、1つの知識から「X」「アメブロ」「note」の3つの媒体に合わせ、最適な形式(HTML/Markdown)と作法で書き分けるためのルールを定義します。
作成した設計図を修正・カスタマイズする
AIが作った「たたき台」をそのまま使うのではなく、最終的にはあなたの実情に合わせて内容を書き換える必要があります。修正には2つの方法があります。
1. 直接手動で書き換える
左側のファイルツリーから persona.yaml や strategy.yaml
を直接開き、エディタ上で文字を書き換えて保存します。特にアメブロ用のHTMLタグの配置など、細かな見栄えの調整は手動が最も確実です。
2. Antigravityに対話で頼む
チャット欄で「strategy.yaml
のアメブロ見出しの前に空行を入れるルールを追加して」などへと指示します。AIが内容を提案・修正してくれるので、複雑な条件を追加したい時に便利です。
3. 究極の近道:プロの設計図を模倣・参照する
「もっと凝ったSEO指示を書きたい」「アメブロの装飾をもっとリッチにしたい」と思ったら、講座で配布しているプロ仕様のツール Multi-Content-Generator の設計図をカンニングするのが一番の近道です。
▼ 参考リポジトリをクローン(SSH推奨)
git clone git@github.com:okihiro-ai-creative/Multi-Content-Generator.git
クローンしたフォルダの中にある _instructions 配下のファイルをAntigravityに読み込ませ、「これと同じSEO項目を
strategy.yaml
に移植して」と指示すれば、一瞬でプロ仕様の環境が整います。
🧬 ツールのDNAが完成しました
これで、あなたの専門特化AIに欠かせない3つの設計図(YAMLファイル)が揃いました。
-
sources.yaml(M01: どこを調べるか) -
persona.yaml(M02: 誰として語るか) -
strategy.yaml(M02: 媒体ごとにどう出すか)
次のミッションで、この設計図を読み込んで自律的に動く「専属アシスタント(Agent Skill)」を遂に実体化させます。