Phase 1 : The Vision & Setup

Lesson 02:環境構築
最強の制作環境(司令部)を立ち上げる

戦略が決まったら、次はそれを実行するための「司令部(ツール実行環境)」をあなたのPC内に設営します。

ここでは、プロのエンジニアが使用する「Git(ギット)」と「SSH認証」を導入します。これにより、パスワード入力なしで、コマンド一発で最新ツールを受け取れる環境を構築します。

1. 必須ソフトウェアのインストール

まずは、司令部の土台となるソフトウェアをインストールします。

1 Gitのインストール

ツールのダウンロードとアップデートを管理するソフトです。

  • Windows: 公式サイトからインストーラーをダウンロードし、全て「Next」でインストールしてください。
  • Mac: ターミナルで brew install git を実行します。
2 Python 3.11 のインストール

ツールの動力源となるプログラミング言語です。

⚠️ 重要:バージョン厳守
必ず Python 3.11 をインストールしてください。最新の3.12以降ではツールが動作しません。
  • Windows: Python 3.11.9 ダウンロード
    ※インストール画面下の "Add python.exe to PATH" に必ずチェックを入れてください。
  • Mac: ターミナルで brew install python@3.11 を実行します。

2. SSHキーの設定(推奨)

GitHubと安全に通信するための「合鍵」を作成します。これを設定すると、今後のパスワード入力が不要になります。

1 SSHキーの生成

PCでコマンドプロンプト(Macならターミナル)を開き、以下のコマンドを入力します。
your_email@example.com はGitHub登録メールアドレスに変えてください。

ssh-keygen -t ed25519 -C "your_email@example.com"

※「Enter file in which to save...」や「Enter passphrase...」と聞かれますが、何も入力せずEnterキーを3回押してください。

2 公開鍵をGitHubに登録

作成された「公開鍵」の中身を表示してコピーします。

# Windows (PowerShell) cat ~/.ssh/id_ed25519.pub # Mac cat ~/.ssh/id_ed25519.pub

表示された文字列(ssh-ed25519 から始まる長い文字)をコピーし、GitHubのSSHキー設定ページの「New SSH key」ボタンから登録してください。

3. メインツールの導入

準備が整いました。メインの武器である「Hybrid-Article-Generator」をダウンロード(クローン)します。

手順

  1. GitHubアカウント名を講師(OKIHIRO)に伝え、リポジトリへの招待を承認してください。
  2. コマンドプロンプトで、ツールを置きたい場所(デスクトップなど)に移動します。
  3. 以下のコマンドを実行します。
git clone git@github.com:okihiro-ai-creative/Hybrid-Article-Generator.git

デスクトップに Hybrid-Article-Generator フォルダが作成されれば成功です。

4. 初期設定

最後に、ツールを起動できるようにします。

  1. 作成された Hybrid-Article-Generator フォルダを開きます。
  2. _setup.bat(Macなら _setup.sh)をダブルクリックして実行します。必要なライブラリが自動インストールされます。
  3. system フォルダ内の api_keys_gemini.txt に、Google AI StudioのAPIキーを貼り付けて保存します。

お疲れ様でした。これで「司令部」の設営は完了です。
次はいよいよ、デザインを支配するための独立ツール「Nano Banana Pro」を導入します。

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