Route A Phase 1 : Setup

A-02:最強の武器「DevTools」

開発効率を爆上げする必須ツール群の導入

設計思想(型)を理解したら、次はそれをAIに実行させるための武器を揃えます。
このレッスンでは、私が開発した「DevTools(開発効率化セット)」の導入と、AIへの指示書を自動生成する「プロンプトビルダー」を提供します。

1. DevToolsの導入

AI開発において最も時間を奪うのは、「ファイルの操作」「コードのコピペ」「プロセスの停止」といった単純作業です。
これらを右クリックとファンクションキー一発で完結させる、全9機能のツールセットを導入します。

🛑 【重要】動画視聴時の注意点

動画内ではAutoHotkeyのバージョン選択について触れていませんが、
現在は「v2.0」ではなく「v1.1 (deprecated)」をダウンロードする必要があります。
必ず以下の「STEP 4」の手順通りに v1.1 を選択してください。


STEP 1:ダウンロードと配置

以下のリンクからツールセットをダウンロードし、解凍してください。

📥 DevTools.zip をダウンロード

⚠️ 配置場所の注意

解凍したフォルダは、「Cドライブの直下」など、日本語が含まれない場所に移動させてください。
例:C:\MyDevTools
※インストール後に場所を動かすと機能しなくなります。

STEP 2:インストール

フォルダの中にある Setup.bat右クリックし、「管理者として実行」を選択してください。

※黒い画面が表示され、「Installation Complete!」と出れば成功です。

STEP 3:Windows 11 ユーザー向けの必須設定

Windows 11では右クリックメニューが隠れてしまい、作業効率が落ちます。これをWindows 10仕様(一発表示)に戻すパッチを適用してください。

Option フォルダ内の Enable_Win10_Menu.reg をダブルクリックして実行し、「はい」を選択してPCを再起動してください。

STEP 4:ホットキーの有効化(必須ソフトあり)

超高速開発を実現するFキー機能(F1/F3/F4)を使うためには、『AutoHotkey』という無料ソフトのインストールが必要です。

🔧 AutoHotkey の導入手順

  1. 公式サイト (autohotkey.com) へアクセスします。
  2. 「Download v1.1 (deprecated)」 をクリックしてダウンロードします。
    ※最新の v2.0 は動かないため、必ず v1.1 を選んでください。
  3. ダウンロードしたインストーラーを起動し、「Express Installation」 をクリックします。
  4. 「Installation complete」と表示されたら 「Exit」 を押して画面を閉じます。
  5. インストール完了後、DevToolsフォルダ内の MyHotkeys.ahk をダブルクリックしてください。

※タスクトレイ(画面右下の時計の近く)に緑色の「H」アイコンが出れば準備完了です。


⚡ 【推奨】PC起動時に自動で動かす設定(スタートアップ)

毎回手動で起動するのが面倒な場合は、以下の設定を行ってください。

  1. MyHotkeys.ahk を右クリックし、「ショートカットの作成」を選択します。
  2. キーボードの [Windowsキー] + [R] を押し、shell:startup と入力してOKを押します。
  3. 開いたフォルダの中に、先ほど作ったショートカットを移動させて完了です。

2. 全9機能の完全解説

このツールセットには、AI開発の生産性を極限まで高める9個の機能が詰め込まれています。

A. AIとの対話を加速する機能(右クリック)

① フォルダ内を1ファイルに結合

用途:プロジェクト全体をAIに渡す(添付)
全ソースコードを連結したテキストファイルを生成します。生成されたファイルをそのままAIのチャット欄にドラッグ&ドロップ(添付)してください。ファイルを開く手間すら不要です。

② フォルダ構成図を作成

用途:ファイル構造をAIに理解させる
フォルダのツリー構造をテキスト化して出力します。新しいファイルを作ってもらう際、AIに「ここに作って」と場所を正確に指示できます。

③ テキストファイルを別フォルダに .txt としてコピー

用途:提出用データの作成
元のファイルを汚さずに、全ファイルをテキスト化して別フォルダにバックアップします。

B. 神速ホットキー(ファンクションキー)

AutoHotkeyを導入し、MyHotkeys.ahk が起動している状態で使用できます。エクスプローラー上でファイルを選択して押してください。

④【F4】中身を即コピー (UTF-8)

用途:コードをAIに「直貼り」したい時
ファイルを開かずに、中身のテキストだけをクリップボードにコピーします。
※ファイルを添付するより、テキストとしてチャット欄に直接貼り付けた方がAIの認識精度が高い場合があります。その時はこれを使います。

⑤【F1】クリップボードの内容で上書き

用途:AIが書いたコードを適用する時
AIが生成したコードをコピーした状態で、対象ファイルを選択してF1を押すだけ。エディタを開かずにファイルの中身を一瞬で更新します。

⑥【F3】プロセス一括終了 (緊急停止)

用途:プログラムが暴走した時
Pythonやブラウザなど、開発に関わる裏で動いているプロセスを全て強制終了します。「何かおかしい、止まらない」と思ったらF3を押せば解決します。

C. 実行・環境制御(右クリック)

⑦ Pythonスクリプトをコマンドプロンプトで実行

.pyファイルを右クリックして選択。実行後に画面が閉じないので、エラーログを確実に確認できます。

⑧ コマンドプロンプトをここで開く

フォルダの何もないところを右クリックして選択。面倒な cd コマンド不要で、即座にその場所で黒い画面を開けます。

⑨ 改行コードを変換 (LF/CRLF)

WindowsとLinuxの互換性問題を解決するため、フォルダ内の全スクリプトの改行コードを一括で正常化します。

3. マスタープロンプト・ビルダー

作りたいツールの内容を入力するだけで、AIへの最適な指示書(プロンプト)を生成します。
OKIHIRO流の「拡張性が高く、API制限にも強い」構成をAIに強制させます。

プロジェクトをゼロから立ち上げるときに使います。OKIHIRO流フレームワークで設計させます。


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