講座受講のための準備
必要なツールと環境設定ガイド
「NotebookLM完全活用!AI動画編集マスター講座」へようこそ!このページでは、本講座をスムーズに進め、AI動画制作を快適に行うために必要なツール、アカウント、そして環境設定について詳しく解説します。
環境構築は最初に少し手間がかかるかもしれませんが、一度設定してしまえば、後はAIの力を借りて効率的に動画制作を進めることができます。焦らず、一つ一つ確認しながら準備を進めていきましょう!
1. 必須アカウントの作成
以下のサービスのアカウントが必要になります。既にお持ちの場合は、次のステップに進んでください。
- NotebookLM アカウント:
- 本講座の核となるAIノートツールです。Googleアカウントで利用できます。
- 公式サイト:https://notebooklm.google.com/
- Google AI Studio アカウント:
- ビューワーで生成した指示書を実行するために、本講座ではGoogle AI Studioを使用します。
- 公式サイト:https://aistudio.google.com/
- Google Drive アカウント:
- Google Colabノートブックとの連携や、生成したファイルの保存に使用します。
- Hugging Face アカウントとアクセストークン:
- 話者分離機能(ローカルツール)や、一部のColabノートブックでAIモデルをダウンロードする際に必要になります。
- 公式サイト:https://huggingface.co/
- アクセストークンは、ログイン後、右上のプロフィールアイコン→「Settings」→「Access Tokens」から作成できます。(詳細はステップ3.3で解説)
- Civitai アカウントとAPIキー:
- Stable Diffusion Forge ColabノートブックでCivitaiからモデルをダウンロードする場合に必要です。
- 公式サイト:https://civitai.com/
- APIキーは、ログイン後、右上のアカウントアイコン→「Account settings」→「API Keys」→「Add API Key」で作成できます。
2. ソフトウェア・ツールのインストールと設定
2.1. Python(バージョン3.10.11推奨)
本講座で提供するローカルツールを実行するためにPythonが必要です。
Windowsをご利用の方
- Python公式サイトへアクセス:ウェブブラウザでPythonのバージョン3.10.11のページを開きます。URL:https://www.python.org/downloads/release/python-31011/
- インストーラーのダウンロード:ページ内のファイルリストから、Windows向けの「Windows installer(64-bit)」("Recommended"と記載されているもの)をクリックしてダウンロードします。
- インストール実行:ダウンロードしたインストーラー(
.exeファイル)を実行します。- 【最重要】インストーラーの最初の画面で、必ず「Add Python 3.10 to PATH」または「Add python.exe to PATH」のチェックボックスにチェックを入れてください。これにより、コマンドプロンプトやPowerShellから簡単にPythonを呼び出せるようになります。
- 「Install Now」をクリックしてインストールを開始します。
- インストールが完了するまで待ちます。
- インストールの確認:PowerShell(またはコマンドプロンプト)を開き、
python --versionと入力してEnterキーを押します。「Python 3.10.11」のようにバージョンが表示されれば成功です。
Macをご利用の方
macOSには通常Pythonがプリインストールされていますが、最新版の利用を推奨します。Homebrewを使用すると簡単にインストールできます。
- Homebrewのインストール(未導入の場合):ターミナルを開き、Homebrew公式サイトの手順に従いインストールします。
- Pythonのインストール:ターミナルで
brew install python@3.10を実行します。 - インストールの確認:新しいターミナルウィンドウを開き、
python3.10 --version(またはpython3 --version)を実行し、「Python 3.10.x」と表示されれば成功です。
2.2. FFmpeg及びFFprobe
ローカルツールの一部(特に動画クリップ生成など)で、動画・音声の処理に必須となります。この設定は必ず行ってください。
Windowsをご利用の方(環境変数へのPath設定)
- FFmpegが使えるかの確認:PowerShell(またはコマンドプロンプト)を開き、
ffmpeg -versionと入力してEnterキーを押します。バージョン情報が表示されれば導入済みで、Path設定も完了している可能性が高いです(その場合は手順5へ)。エラーが出た場合は次へ進みます。 - ダウンロードサイトへアクセス:gyan.devのFFmpeg Buildsページへアクセスします。URL:https://www.gyan.dev/ffmpeg/builds/
- 「full」版をダウンロード:「release essentials」と「release full」がありますが、
ffmpeg-release-full.7zをダウンロードします。「full」版の方が多くの機能を含んでいます。 - ファイルを解凍・配置:
- ダウンロードした
.7zファイルを解凍します。(.7z形式の解凍には専用ソフトが必要です。無料で利用できる「7-Zip」などを事前にインストールしてください。) - 解凍してできたフォルダ(例:
ffmpeg-2025-05-21-git-4099d53759-full_build)を、分かりやすい場所(例:C:\直下など)に移動し、フォルダ名を「ffmpeg」に変更することを推奨します。(最終的なパス例:C:\ffmpeg) C:\ffmpeg\binフォルダ内にffmpeg.exeとffprobe.exeがあることを確認します。
- ダウンロードした
- 環境変数「Path」への追加(必須作業):FFmpegフォルダ内の
binフォルダのフルパス(例:C:\ffmpeg\bin)を、Windowsのシステム環境変数「Path」に追加します。- Windows検索で「環境変数」と入力し、「システム環境変数の編集」を開きます。
- 「環境変数」ボタンをクリック。
- 「(ユーザー名)のユーザー環境変数」欄の「Path」を選択し、「編集」ボタンをクリック。(システム環境変数の「Path」でも可)
- 「新規」ボタンをクリックし、
binフォルダのフルパス(例:C:\ffmpeg\bin)を入力します。 - すべてのウィンドウを「OK」で閉じます。
- 【重要】Path設定後は、開いているすべてのPowerShellやコマンドプロンプトを一度閉じ、新しく開いてください。
- 動作確認:新しいPowerShellを開き、
ffmpeg -versionを実行し、バージョン情報が表示されれば導入完了です。
Macをご利用の方
- FFmpegが使えるかの確認:ターミナルを開き、
ffmpeg -versionを実行します。バージョン情報が表示されれば導入済みです。 - Homebrewを使用してインストール(未導入の場合):ターミナルで
brew install ffmpegを実行します。Homebrew経由でインストールすると、通常パスは自動的に設定されます。 - 動作確認:新しいターミナルウィンドウを開き、
ffmpeg -versionを実行し、バージョン情報が表示されれば導入完了です。
2.3. 推奨動画編集ソフト
本講座で生成した素材を最終的に動画として組み立てるために動画編集ソフトが必要です。以下を推奨しますが、使い慣れたものがあればそちらでも構いません。
3. 本講座提供ツールの入手と初期設定
3.1. ローカルツールセットのダウンロードと配置
本講座では、動画制作の各工程を効率化・自動化するためのスクリプト群(ローカルツール)を提供します。ご利用のOSに合わせてダウンロードしてください。
【重要】本ツールセットの無断転載・再配布を固く禁じます。ダウンロードされたご本人様のみご利用ください。
Windows・Mac共通
ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、PCの任意の分かりやすい場所(例:WindowsならC:\NLM_VideoKit、Macならホームディレクトリ直下のNLM_VideoKitなど)にフォルダごと配置してください。
3.2. ローカルツールの環境構築
ローカルツールを安定して動作させるために、環境構築を行います。以下の手順に従って、お使いのOSに合った初期セットアップスクリプトを一度だけ実行してください。
- ローカルツールセットを配置したフォルダを開きます。
- お使いのOSに合わせて、以下のどちらかのファイルをダブルクリックして実行します。
- Windowsの場合:
setup_workspace.bat - macOSの場合:
setup_workspace.command
- Windowsの場合:
- スクリプトが起動し、画面に表示される指示に従って進めてください。
- OSに合った実行ファイル群がフォルダのトップに自動で展開されます。
- 続けて、環境構築スクリプト(
0_setup)が自動で起動します。 - Pythonの仮想環境(
.venv)が作成され、必要なライブラリがインストールされます。 - お使いのPCがNVIDIA製GPUを搭載している場合のみ、途中でPyTorchのインストールコマンドを貼り付けるよう求められます。画面の指示に従い、公式サイトからコマンドをコピー&ペーストしてください。CPUやMacの場合は全自動で完了します。
- 全ての処理が完了すると、セットアップ用のファイルは自動的に片付けられ、ツールが利用可能な状態になります。
この手順により、複雑な環境構築が大幅に簡素化されます。もし途中でエラーが出た場合は、画面のメッセージを確認し、PythonやFFmpegのインストール(ステップ2.1、2.2)が正しく完了しているか見直してください。
3.3. Hugging Faceアカウントと連携設定
「1. 必須アカウントの作成」でHugging Faceアカウントを作成しましたが、ローカルツールとの連携のためにアクセストークンの設定とモデル規約への同意が必要です。
アクセストークンの作成と設定
セキュリティ向上のため、アクセストークンはOSの環境変数に設定することを強く推奨します。
- Hugging Faceにログイン後、右上のプロフィールアイコン→「Settings」→「Access Tokens」を選択します。
- 「+ New token」ボタンをクリックします。
- 「Name」に任意の名前(例:
nlm_course_token)を入力し、「Role」は「read」を選択して「Generate a token」ボタンをクリックします。 - 生成されたアクセストークン(
hf_から始まる文字列)を必ずコピーして安全な場所に保存してください。このトークンは一度閉じると再表示できません。 - 【推奨】OSの環境変数に設定する:
- Windowsの場合:Windows検索で「環境変数を編集」と入力し、「システム環境変数の編集」を開きます。「環境変数」ボタンを押し、「(ユーザー名)のユーザー環境変数」欄で「新規」をクリック。「変数名」に
HF_AUTH_TOKEN、「変数値」にコピーしたトークンを貼り付けてOKで閉じます。設定後はPCを再起動するか、新しくコマンドプロンプトを開いてください。 - macOSの場合:ターミナルを開き、お使いのシェル設定ファイル(例:
~/.zshrc、~/.bash_profileなど)にexport HF_AUTH_TOKEN="ここにコピーしたトークンを貼り付け"という行を追記して保存します。その後、ターミナルを再起動するかsource ~/.zshrcなどを実行します。
- Windowsの場合:Windows検索で「環境変数を編集」と入力し、「システム環境変数の編集」を開きます。「環境変数」ボタンを押し、「(ユーザー名)のユーザー環境変数」欄で「新規」をクリック。「変数名」に
- 【代替案】
config.pyに直接記述する:環境変数の設定が難しい場合は、ローカルツールセットのルートフォルダにあるconfig.pyファイルをテキストエディタで開き、HF_AUTH_TOKEN = "YOUR_HUGGINGFACE_TOKEN_HERE"の行を見つけ、ダブルクォーテーションの間にトークンを貼り付けて上書き保存します。
モデル利用規約への同意
講座で使用する以下の2つのモデルについて、それぞれのページにアクセスし、利用規約に同意する必要があります。(Company・UniversityとWebsiteの入力が求められます。個人利用の場合はご自身の情報や活動内容を適切に入力してください。)
- pyannote・speaker-diarization-3.1:
- URL:https://huggingface.co/pyannote/speaker-diarization-3.1
- ページ内の「You need to agree to share your contact information...」セクションで必要事項を入力し、「Agree and access repository」ボタンをクリックします。
- pyannote・segmentation-3.0:
- URL:https://huggingface.co/pyannote/segmentation-3.0
- 上記と同様に必要事項を入力し、「Agree and access repository」ボタンをクリックして利用規約に同意します。
3.4. inputフォルダ内の初期ファイル配置
ローカルツールが正しく動作するためには、inputフォルダ内に特定のファイルやフォルダが初期状態として存在している必要があります。ツールセットをダウンロード・解凍した時点で基本的な構造はできていますが、以下のファイルがinputフォルダ内に存在していることを確認してください。講座を進める中で、これらのファイルにご自身のデータを入れていくことになります。
input/input_subtitles.srt:後続の処理の起点となるSRTファイルです。講座の各ステップでこのファイルの内容を更新していきます。input/input_audio.wav:NotebookLMからダウンロードしたナレーション音声(またはご自身で用意した音声)をここに配置します。
また、以下のフォルダもinputフォルダ内に作成しておいてください(通常はツールセットに含まれています)。
input/images/:動画に使用する画像群をこのフォルダに格納します。
3.5. NotebookLM連携 AI動画制作 支援ビューワー
本講座では、Google AI Studioへの指示書(プロンプト)を効率的に生成するための専用ウェブページ(ビューワー)を使用します。このビューワーを活用することで、複雑な指示を簡単に作成できます。
- アクセスリンク:https://okihiro-school.com/notebooklm-video-assist-viewer/
- パスワード:
Maum_Na_0304_Natty
講座の各所で、このビューワーの具体的な使い方を解説していきます。ブックマークしておくことをお勧めします。
3.6. Colabノートブック(画像生成・リップシンク用)
高度なAI画像生成やリップシンク動画の作成には、Google Colaboratory(Colab)のノートブックを使用します。これらは高性能なGPUを無料で(または低価格で)利用できる便利なサービスです。
[重要] Colabノートブックの利用方法:
以下のリンクから各ノートブックを開き、ご自身のGoogleアカウントでログインしていることを確認してください。その後、必ず「ファイル」メニュー→「ドライブにコピーを保存」を選択し、ご自身のGoogle Driveにノートブックのコピーを作成してください。実際に編集や実行を行うのは、このコピーしたノートブックになります。元の閲覧用ノートブックを直接編集することはできません。
- Stable Diffusion Forge 総合環境構築セット:
- リップシンク動画作成コンプリートセット(Wav2Lip):
Colabノートブックの基本的な使い方(セルの実行方法、Google Driveのマウント許可など)については、各ノートブック内の説明や、必要に応じて講座内で補足します。
4. ファイル管理の基本(超重要)
講座をスムーズに進め、多くのエラーを未然に防ぐために、以下のファイル管理の基本を必ず守ってください。
- 拡張子の表示設定(Windowsユーザー向け【必須設定】):Windowsのエクスプローラーで、ファイルの拡張子が表示されるように設定してください。
(Macユーザーの方へ:macOSでは通常、Finderで拡張子が表示されます。表示されていない場合は、Finderのメニューバーから「Finder」→「設定」(または「環境設定」)→「詳細」タブを開き、「すべてのファイル名拡張子を表示」にチェックを入れてください。)
- エクスプローラーを開き、上部メニューの「表示」タブを選択します。
- 表示されたリボン(またはドロップダウンメニュー)の中から「ファイル名拡張子」のチェックボックスに必ずチェックを入れます。
- これにより、ファイル名の誤認(例:
input_audio.wav.wavのような二重拡張子)を防ぎ、エラーの大きな原因を排除できます。
- ファイルの配置と命名:講座で指示されたファイル(例:
input_audio.wav、input_subtitles.srtなど)は、必ず指定されたフォルダ(例:ローカルツールセット内のinputフォルダ)に、正しい名前(拡張子含む)で配置してください。
5. 推奨PCスペックとインターネット環境(任意)
本講座のツールを快適に利用するために、以下の環境を推奨します(必須ではありませんが、よりスムーズな学習体験につながります)。
- OS:Windows 10・11(64bit)、macOS 最新版
- CPU:Intel Core i5 第8世代以降、またはAMD Ryzen 5 3000シリーズ以降、Apple M1以降
- メモリ:16GB以上(特に動画編集ソフトや複数のAIツールを同時に動かす場合)
- ストレージ:SSD推奨(ローカルツールの実行速度、動画編集の快適性に影響)
- GPU:NVIDIA GeForce RTXシリーズ(RTX 3060以上など)があると、ColabだけでなくローカルでのAI処理も選択肢に入りますが、本講座では主にColabのGPUを利用するため必須ではありません。(Apple Silicon搭載Macの場合は内蔵GPUが活用されます)
- インターネット環境:光回線などの安定した高速インターネット接続(Colabの利用、モデルやファイルのダウンロード・アップロードに必要)
6. 準備完了!次へ進みましょう
お疲れ様でした!以下の項目が整っていれば、AI動画制作を始める準備は万端です。
- 必要なアカウントは作成しましたか?
- PythonとFFmpegはインストールし、ご利用のOSに合わせた設定は完了しましたか?
- ローカルツールセットをダウンロード・配置し、環境構築スクリプトの実行は完了しましたか?
- Hugging Faceアクセストークンは設定しましたか?
inputフォルダに必要な初期ファイル・フォルダは準備できましたか?- ビューワーのアクセス情報、Colabノートブックのコピー方法は確認しましたか?
- 【最重要】ファイルの拡張子表示設定(Windowsの方)は完了しましたか?(Macの方は通常表示されていますが、念のため確認しましょう)
これで、あなたもAI動画クリエイターへの第一歩を踏み出しました!次の「NotebookLM動画制作:ナレーション音声とSRT字幕の準備(共通フロー)」ページで、動画制作に不可欠な音声と字幕の準備を行い、その後、いよいよ実践的な動画制作パターンを学んでいきましょう。楽しみながら進めてくださいね!
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