【使い方ガイド】YouTube SEO対策指示書セット

このページでは、「YouTube SEO対策指示書セット」の使い方を、一つひとつ丁寧にご説明します。このツールを使えば、今まで時間がかかっていたYouTubeのタイトルや説明文、さらにはサムネイルの素材作りまで、あっという間に完了しますよ。


このツールで出来ること(3つのタブ・4つの機能)

このツールには、あなたのYouTube活動を力強くサポートする4種類の「指示書(AIへの命令文)」が、3つのタブに分かれて用意されています。作りたいものに合わせて、ツール画面のタブを選んで使ってくださいね。

  • 投稿情報タブ:1本ずつの動画のタイトルや説明文を作ります。
  • 再生リストタブ:シリーズ動画のタイトルや説明文を作ります。
  • サムネイル素材タブ:クリックされやすいサムネイルの「文字」「人物画像」「背景画像」の素材をまとめて作ります。


機能①:投稿情報(動画や文章からタイトルなどを作る)

ここでは、1本1本の動画を投稿する際に使う2つの機能について解説します。「動画を直接AIに見せる」方法と、「動画の内容を書いた文章をAIに見せる」方法があります。ツール画面の「投稿情報」タブで利用できます。

1. 動画をAIに丸ごと見せて作る方法

この機能は、ツール画面の指示書「YouTube 投稿情報生成(動画分析)」のことです。撮影した動画ファイルや、すでにアップロードしたYouTube動画のURLをAIに渡すだけで、AIが内容を分析して、ぴったりのタイトルや説明文を考えてくれます。

使い方の手順

  1. フォームの入力:「生成するパターンの数」など、AIに作ってほしい内容の条件を数字で入力します。
  2. 指示書をコピー:「指示書をコピー」ボタンを押します。
  3. AIチャットの「カスタム指示」に設定:コピーした指示書を、お使いのAIチャットの「カスタム指示」という場所に貼り付けて保存します。(※「カスタム指示」が分からない場合は、下の「よくあるご質問」をご覧ください)
  4. 動画を渡す:AIチャットに、分析してほしい動画ファイルやYouTubeのURLを送るだけで、AIが自動でタイトル案などを作成してくれます。

2. 台本やメモから作る方法

この機能は、ツール画面の指示書「YouTube 投稿情報生成」のことです。動画の台本や、内容を簡単にまとめたメモ(テキスト)をAIに渡して、タイトルや説明文を作ってもらう方法です。動画ファイルを直接渡す必要がないので、手軽に利用できます。

使い方の手順

  1. 動画の内容を貼り付け:フォームの一番上にある大きな入力欄に、動画の台本や内容をまとめた文章を貼り付けます。
  2. フォームの入力:「生成するパターンの数」など、他の項目を数字で入力します。
  3. 指示書をコピー:「指示書をコピー」ボタンを押します。
  4. AIチャットで実行:コピーした指示書を、まるごとAIチャットの入力欄に貼り付けて送信します。すると、AIがタイトル案などを作成してくれます。


機能②:再生リスト(シリーズ動画のまとめ)を作る

この機能は、ツール画面の「再生リスト」タブにある指示書「YouTube 再生リスト情報生成」のことです。関連する動画をまとめた「再生リスト」(シリーズものや、特定テーマのまとめ動画集など)の顔となる、タイトルと説明文を作成する機能です。

使い方の手順

  1. テーマを入力:「プレイリストのテーマ」の欄に、どんな動画をまとめたリストなのかを簡単に入力します。(例:「初心者向けのパスタレシピ集」、「猫のかわいい瞬間まとめ」など)
  2. フォームの入力:「生成するパターンの数」などを数字で入力します。
  3. 指示書をコピー:「指示書をコピー」ボタンを押します。
  4. AIチャットで実行:コピーした指示書を、まるごとAIチャットの入力欄に貼り付けて送信します。すると、AIが再生リストのタイトル案と説明文を作成してくれます。


機能③:サムネイル素材を作る

この機能は、ツール画面の「サムネイル素材」タブにある指示書「YouTube サムネイル素材生成」のことです。クリック率に大きく影響するサムネイル。この機能を使えば、そのサムネイルを構成する重要な3つの要素を、AIがセットで考えてくれます。

  • サムネイル文言:思わずクリックしたくなるキャッチコピー。
  • 人物画像プロンプト:動画の雰囲気を伝える人物の表情やポーズを、画像生成AI用の命令文(プロンプト)として作成。
  • 背景画像プロンプト:動画の世界観を表す背景を、同じく画像生成AI用の命令文として作成。

さらに、これらの素材をどう配置すれば魅力的なサムネイルになるか、具体的な「デザイン指示書」まで生成してくれる優れものです。

使い方の手順

  1. 動画の内容を貼り付け:フォームの一番上にある大きな入力欄に、動画の台本や内容をまとめた文章を貼り付けます。
  2. フォームの入力:「生成するパターンの数」や、プロンプトに必ず含めたい「固定文字列」などを入力します。
  3. 指示書をコピー:「指示書をコピー」ボタンを押します。
  4. AIチャットで実行:コピーした指示書を、まるごとAIチャットの入力欄に貼り付けて送信します。すると、AIがサムネイル素材のセットを作成してくれます。


よくあるご質問

Q. AIチャットって何ですか?

「ChatGPT」や「Gemini」といった、人間と会話するように質問したりお願いしたりできるAIサービスのことです。このツールでコピーした「指示書」は、これらのAIチャットサービスに貼り付けて使います。

Q. カスタム指示って何ですか? なぜ使うのですか?

カスタム指示とは、AIチャットに「あなたの役割」や「性格」をあらかじめ覚えておいてもらうための設定機能です。AIの「自己紹介カード」や「取扱説明書」のようなものだと考えてください。

「動画をAIに丸ごと見せて作る方法」では、AIに「あなたは動画を分析する専門家です」という役割を最初に教え込む必要があります。この設定をカスタム指示に入れておけば、毎回同じことをお願いする手間が省け、あとは動画を送るだけで済むので非常に便利になります。

他の機能は、毎回お願いの内容(動画の台本や再生リストのテーマなど)が変わるため、カスタム指示は使わずに、その都度チャット欄に貼り付けてください。

用語のご説明

ツール内で使われるいくつかの言葉について、ご説明します。

  • SEO:「検索で見つけてもらいやすくする工夫」のことです。
  • メタデータ:タイトル、説明、タグなど、動画の「プロフィール情報」一式のことです。
  • キーワード:動画の「テーマ」や「中心となる言葉」です。(例:料理動画なら「レシピ」「簡単」「時短」など)
  • タグ:YouTubeのシステムに「この動画はこんな内容ですよ」とこっそり教えるための「目印(付箋)」のようなものです。視聴者には直接見えにくいですが、とても重要です。
  • ハッシュタグ:説明文の最後に付ける「#〇〇」のこと。クリックすると同じハッシュタグの動画を探せます。
  • プロンプト:画像生成AIなどにお願いをするときの「命令文」や「呪文」のことです。
  • SRT:動画の「字幕データ」のことです。もしあれば、AIがより正確に内容を理解できます。


最後に

いかがでしたでしょうか?最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れると本当に便利なツールです。ぜひ、色々と試しながらご自身のYouTube活動にお役立てください。もし、また分からないことがありましたら、いつでもお気軽にご連絡くださいね。

執筆者: 運営者:OKIHIRO

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