【Police-Dub 24】使い方ガイド|ダウンロードから自動投稿まで

このページでは、海外のドキュメンタリー映像を日本のテレビ番組風に全自動で吹き替え・編集するツール「Police-Dub 24」の導入方法と使い方を詳しく解説します。

動画のダウンロードから、翻訳、ナレーション音声の生成、動画編集、そしてYouTubeへの自動予約投稿まで、ボタン一つで完結させるための手順をステップバイステップで見ていきましょう。


1. ツールのダウンロード

まず、以下のボタンからツール本体(zipファイル)をダウンロードしてください。

ダウンロードしたzipファイルを解凍し、デスクトップなど分かりやすい場所にフォルダを配置してください。フォルダ名は自由に変更して構いません。


2. PC環境のセットアップ

ツールを動作させるために必要なソフトウェアをPCにインストールします。すでにインストール済みの場合は、このステップを飛ばして構いません。

2-1. Pythonのインストール (バージョン 3.11.9 限定)

【最重要】
本ツールはPython 3.11.9でのみ動作を保証しています。
これより新しいバージョン(3.12など)や古いバージョンでは、互換性の問題でツールが正常に動作しないため、必ず「3.11.9」をインストールしてください。

  • もしPCに他のバージョンのPythonがインストールされている場合は、先にアンインストールしてください。
  • Python 3.11.9 公式ダウンロードページにアクセスします。
  • ページ下部の "Files" 欄から、お使いのOSに合ったインストーラー(Windowsなら "Windows installer (64-bit)")をダウンロードします。
  • インストーラー起動時、「Add Python 3.11 to PATH」のチェックボックスに必ずチェックを入れてからインストールを進めてください。

2-2. FFmpegのインストール

動画・音声の処理に必須のツール「FFmpeg」をインストールします。

  • FFmpeg公式サイトからご自身のOSに合ったものをダウンロードします。
  • ダウンロード後、プログラムがどこからでも呼び出せるように「パスを通す」作業が必要です。詳しい手順は「ffmpeg パスを通す windows」などで検索してください。

2-3. ツール依存ライブラリのインストール

ダウンロードしたツールフォルダ内にある「_setup.bat」をダブルクリックして実行します。ツールに必要なプログラムがPCに自動でインストールされます。


3. APIキーと認証情報の設定

ツールがAI機能や各種サービスと連携するための「鍵」を設定します。この設定は非常に重要です。

3-1. ライセンス認証 (初回のみ)

  1. ツールフォルダ内の「_run.bat」をダブルクリックして起動します。
  2. 初回起動時のみ「ライセンス認証ウィンドウ」が表示されます。
  3. 表示された「マシンID」をコピーし、管理者に送付して認証キーの発行を依頼してください。
  4. 発行された認証キーを入力して認証に成功すると、ツールが一度終了します。再度「_run.bat」から起動することで全機能が使えるようになります。

3-2. Gemini APIキーの取得と設定

翻訳やSEO情報生成に利用するGoogleのAI「Gemini」のAPIキーを取得します。

  1. Google AI Studioにアクセスし、Googleアカウントでログインします。
  2. 「Create API key」ボタンをクリックして新しいキーを作成します。
  3. 生成されたキー(長い文字列)をコピーします。
  4. ツールフォルダ内の「system」フォルダにある「api_key_gemini.txt」を開き、コピーしたキーを貼り付けて保存します。

AIモデルの推奨設定とAPIコストについて

本ツールはGoogleのGemini APIを利用しており、処理量に応じて料金が発生します。安定した運用のため、Google Cloudプロジェクトと連携した有料APIキーの使用を強く推奨します。(無料版APIキーでは、頻繁なリクエスト制限によりエラーが発生する可能性があり、サポート対象外となります)

【コストと品質のバランス推奨設定】
ツールのデフォルト設定は、コストを抑えつつ品質を維持する構成になっています。

  • 翻訳 (translation): gemini-2.5-flash
    → 翻訳品質は動画の根幹をなすため、速度と精度のバランスが良いFlashモデルを推奨。
  • その他 (文字起こし, SEO生成など): gemini-2.5-flash-lite
    → 翻訳以外のタスクは、最速・最低コストのFlash-Liteで十分な品質が得られます。

【概算コストの目安 (2025年12月時点)】
上記の推奨設定で「10分間の動画」を1本処理した場合、Gemini APIの利用料金はおよそ 15円~30円 程度です。(1ドル=150円換算、動画内の会話量により変動)

※ より高品質な翻訳を求める場合は、GUIの「モデル設定」タブから翻訳モデルを「gemini-2.5-pro」などに変更できますが、APIコストも数倍に増加します。モデルの変更は、ご自身の責任において行ってください。

3-3. Google Cloud Platform (TTS用) の設定

高品質なナレーション音声(Google Text-to-Speech)を利用するために、Google Cloudの認証情報を設定します。

  1. Google Cloud コンソールにログインし、新しいプロジェクトを作成します。
  2. 画面上部の検索窓で「Cloud Text-to-Speech API」を検索し、「有効にする」ボタンをクリックします。
  3. 左側のメニューから「IAMと管理」>「サービスアカウント」を選択し、「サービスアカウントを作成」をクリックします。
  4. アカウント名を入力し、「作成して続行」をクリック。ロールとして「オーナー」を選択して「完了」します。
  5. 作成したサービスアカウントのメールアドレスをクリックし、「キー」タブ>「鍵を追加」>「新しい鍵を作成」を選択。キーのタイプは「JSON」を選んで作成します。
  6. ダウンロードされたJSONファイルを、ツールフォルダ内の「system」フォルダにある「google_cloud_credentials.json」という名前で上書き保存します。


4. ツールの使い方:動画生成からアップロードまで

ここからは、実際に動画を生成していく手順です。

Step 1: プロジェクトの選択

「_run.bat」でツールを起動すると、GUI画面が表示されます。画面右上の「Project」プルダウンから、作成したい動画のジャンルに合った設定ファイルを選択します。

  • police_24h.yaml: 警察ドキュメンタリー風
  • nasa_space.yaml: 宇宙・科学ドキュメンタリー風

Step 2: 元動画のダウンロード

【重要:著作権について】
本ツールは技術検証用です。生成した動画を公開する場合は、著作権を侵害しないよう細心の注意を払ってください。
警察・NASAジャンル共に、政府機関の公式チャンネル(一次情報)から入手した、テレビ局等のロゴが入っていない映像の使用を強く推奨します。安全なチャンネルのリストはkeywordsフォルダ内にあります。

  1. GUIの「▼ ダウンローダー」タブを開きます。
  2. テキストエリアに使いたい動画のURL(YouTubeなど)を1行ずつ貼り付けます。
  3. 「ダウンロード開始」ボタンを押します。ログ画面に進行状況が表示され、完了すると動画がinput/01_video_sourceフォルダに保存されます。

【重要】動画選びのコツ:会話が多い動画を狙う

本ツールは、動画内の「会話・発言」を分析して翻訳やタイトル生成を行います。そのため、アクション(カーチェイスやロケット打ち上げなど)だけでなく、会話が多い動画を選ぶと、より面白く精度の高いコンテンツを生成できます。

警察ジャンルの狙い目

  • 職務質問 (Traffic Stop / Interrogation): 警官と市民の間の緊張感のあるやり取りが豊富。
  • 人質交渉・立てこもり (Negotiation): 交渉人と犯人の会話がメインになる。
  • 法廷でのやり取り (Court Cam): 裁判官と被告人の丁々発止の会話劇。
  • 避けるべき動画: BGMだけのカーチェイス映像、会話がほぼない逮捕シーンなど。

NASAジャンルの狙い目

  • 打ち上げカウントダウン (Launch Stream): 管制官と各部門の交信(Go/No Go)が豊富。
  • 船外活動 (EVA / Spacewalk): 飛行士同士や、地上との通信がリアルタイムで入る。
  • 記者会見・ミッション解説 (Press Conference): 専門的な内容だが、会話が主体。
  • 避けるべき動画: 地球のタイムラプス映像、CGだけのコンセプト映像など。

Step 3: 全自動での動画生成

ダウンロードした動画を、全自動で吹き替え・編集します。

  1. GUIの「🚀 実行」タブを開きます。
  2. 「全自動 (Step 0 → 3)」ボタンをクリックします。
  3. 黒いコマンドプロンプト画面が立ち上がり、以下の処理が順番に実行されます。

    • Step 0: 文字起こし(動画から音声を抽出し、SRT字幕ファイルを生成)
    • Step 1: 翻訳(SRTファイルを日本語に翻訳し、口調を調整)
    • Step 2: 音声生成(翻訳されたテキストをナレーター音声に変換)
    • Step 3: 動画結合(元の映像に、吹き替え音声、字幕、タイトル、クレジット等を焼き付け)
  4. 処理が完了すると、output/[プロジェクト名]/03_final_video/フォルダ内に、完成した動画ファイルが保存されます。

Step 4: YouTubeへの自動予約投稿

この機能を利用するには、事前にGoogle Cloudで「YouTube Data API v3」を有効化し、認証情報(client_secrets.json)を設定しておく必要があります。

  1. GUIの「⚙️ 詳細設定 (GUI)」タブを開きます。
  2. 「YouTube / SEO 設定」セクションにある「YouTubeへ自動予約投稿」にチェックを入れ、設定を保存します。
  3. この状態で「全自動」処理を実行すると、Step 3の完了後に自動でYouTubeへのアップロードと予約投稿が行われます。
  4. 初回実行時のみブラウザが開き、YouTubeアカウントへのアクセス許可を求められます。


以上で、動画のダウンロードからYouTube投稿までの一連の流れは完了です。ご不明な点があれば、お気軽にご質問ください。

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