共有プロンプトを活用した高速動画制作ワークフロー(ショート動画編)

このページでは、パートナー間で共有される「Geminiリサーチ用プロンプト」を活用し、高品質なリサーチからショート動画の完成までを体系的に行うための実践的なワークフローを解説します。この手順に従うことで、誰でも一貫したクオリティのショート動画コンテンツを効率的に制作することが可能になります。


Step 1: 作業開始の準備と報告

まず、ショート動画の元となるリサーチ記事を準備します。新規に作成するか、既存の長尺動画用の記事を流用するかを選択できます。

A) 新規にリサーチ記事を作成する場合

  1. Googleドキュメントの動画企画リストにアクセスし、制作したい動画のテーマに合うタイトルを1つ選び、コピーします。
  2. 【公式】「ここなの研究所」パートナーグループにて、コピーした動画タイトルをタスク名として、ご自身のタスクを作成・報告します。
  3. PC上の「Co-Creator's Forge」ツールフォルダを開き、「Deep Research用プロンプト.txt」をテキストエディタで開きます。
  4. ファイル内の「# テーマ」の行の下に、手順1でコピーした動画タイトルを貼り付けます。
  5. タイトルを貼り付けた後、ファイルの中身をすべてコピーし、リサーチ用プロンプトを完成させます。この後、Step 2に進んでください。

B) 既存の長尺動画用記事を流用する場合

  1. 過去に長尺動画制作用に作成した「source_article.txt」を準備します。
  2. そのファイルを「Co-Creator's Forge」ツールの「input」フォルダに配置します。
  3. 【公式】「ここなの研究所」パートナーグループにて、流用する記事のテーマをタスク名として、ご自身のタスクを作成・報告します。(例:「〇〇の記事を流用してショート動画制作」)
  4. 準備が完了したら、Step 2とStep 3をスキップし、Step 4に進んでください。


Step 2: Gemini Deep Researchの実行(新規作成の場合)

  1. Google Geminiを開き、Step 1で完成させたプロンプトをチャット欄に貼り付けます。
  2. チャット入力欄の下にある「Deep Research」ボタンをクリックして有効にします。
  3. AIがリサーチ計画を提示します。内容がプロンプトと合致していることを確認し、「リサーチを開始」ボタンをクリックします。


Step 3: レポート記事の準備(新規作成の場合)

  1. リサーチが完了すると、詳細なレポート記事が生成されます。
  2. 画面右上の共有・エクスポートボタンから「Google ドキュメントにエクスポート」を選択します。
  3. 新しく開いたGoogleドキュメントのメニューから「ファイル」→「ダウンロード」→「マークダウン (.md)」を選択し、PCに保存します。
  4. ダウンロードしたテキストファイルの名前を「source_article.txt」に変更し、「Co-Creator's Forge」ツールの「input」フォルダに配置します。


Step 4: 【ショート動画】企画・台本・音声の自動生成

  1. 「Co-Creator's Forge」フォルダ内の_run_gui.batをダブルクリックしてGUIコントローラーを起動し、「ショート動画工房」タブを開きます。
  2. 【S1】AIによる台本&プロンプト生成 を実行します。
  3. フックの選択: 最初に、視聴者の興味を引くための「フック(型)」を4つの選択肢から1つ選びます。
  4. ネタの選択: 次に、AIが記事から抽出した、バイラルする可能性の高い具体的な動画ネタが5つ提案されます。最も魅力的なものを1つ選択してください。
  5. フックナレーションの選択: AIが提案する短いナレーション案から、最もインパクトのあるものを1つ選択します。これが動画の冒頭のセリフになります。
  6. CTAの選択: 最後に、動画の締めとなる行動喚起(コメント促進 or 関連動画誘導)を選択します。
  7. 台本、SEO情報、キャラクター設定、座布団プロンプトが一括でoutput/shorts/0_script/に生成されます。
  8. 生成された座布団プロンプト(zabuton_prompt.txt)を使い、背景画像を生成します。生成した画像を「zabuton_short.png」という名前でinputフォルダに配置すると、後の工程で自動的に使用されます。(配置しない場合はデフォルトの背景が使用されます)
  9. 続けて、【S2】APIで音声を自動生成 (Gemini TTS) を実行します。
  10. AIが推奨する音声モデルの中から、今回の動画に最適なナレーターの音声を選択します。
  11. 音声ファイル「input/short_audio.wav」が自動で生成されます。


Step 5: SRT字幕の生成と手動修正

ここからは、動画の骨格となる字幕を確定させる重要なステップです。AIが生成した字幕をベースに、CapCutで最終調整を行います。

5-1. ツールによるSRT字幕の自動生成

  1. GUIコントローラーの「ショート動画工房」タブから【SA】SRT字幕の生成ボタンをクリックします。
  2. 処理が完了すると、音声ファイルからタイミング調整済みの字幕ファイル(output/shorts/4_final_srt/final_adjusted.srt)が生成されます。

5-2. CapCutでの字幕修正とSRTエクスポート

  1. CapCutを起動し、inputフォルダの音声ファイル(short_audio.wav)と、output/shorts/4_final_srt/フォルダのSRTファイル(final_adjusted.srt)を読み込み、タイムラインに配置します。
  2. 全体を再生しながら、字幕の誤字脱字、音声とのタイミングのズレ、不自然な改行などを修正します。
  3. 修正が完了したら、タイムライン上のクリップを何も選択していない状態で、画面右上の「エクスポート」ボタンをクリックします。
  4. エクスポート画面で「動画をエクスポート」のチェックを外し、「キャプション」にチェックを入れます。
  5. フォーマットが「SRT」になっていることを確認し、出力先をoutput/shorts/4_final_srt/フォルダに設定します。
  6. 【最重要】ファイル名入力欄に「final_adjusted」とだけ入力して、既存のファイルを上書き保存します。
    (注意:拡張子 .srt はCapCutが自動で付与するため、ファイル名に含めないでください。final_adjusted.srt.srt のように二重拡張子になるとツールが正常に動作しません)
  7. 修正が完了したら、ChatworkでOKIHIROに確認を依頼します。その際、CapCutのプロジェクトフォルダをZIPに圧縮して送信してください。フォルダの場所は通常、C:\Users\【あなたのユーザー名】\AppData\Local\CapCut\User Data\Projects\com.lveditor.draft\ 内の該当プロジェクトフォルダです。


Step 6: 画像案の生成と画像選定

6-1. AIによる画像提案

  1. GUIコントローラーの「ショート動画工房」タブから【SB】画像案&解説文の生成ボタンをクリックします。
  2. Step 5で修正・上書き保存した最新の字幕をAIが分析し、画像提案リストと、画像を配置するためのフォルダ群(output/shorts/6_collected_images/)、そして深掘り解説文が自動で生成されます。

6-2. 画像の選定

  1. output/shorts/6_collected_images/フォルダを開きます。
  2. 【重要】フォルダ内の指示に従い、画像を配置します。
    00_から始まるフォルダには、動画冒頭のフックとして使用する縦長 (9:16) の画像を1枚配置します。
    01_以降のフォルダには、動画本編で使用する横長 (16:9) の画像を1枚ずつ配置します。


Step 7: 動画クリップの一括生成

  1. Step 6での画像の配置が完了したら、GUIの【SC】クリップ生成を一括実行ボタンをクリックします。
  2. 動画編集に必要な全てのクリップ(フック、ヘッダー、画像、解説文)が自動で生成されます。
  3. 最終的な素材はoutput/shorts/_final_delivery/フォルダにまとめられます。このフォルダを次の編集工程で使用します。


Step 8: CapCutでの最終編集

  1. CapCutを起動し、output/shorts/_final_delivery/フォルダ内の素材と、共有ドライブの素材を読み込みます。
  2. 【重要】プロジェクトのアスペクト比を9:16に固定するため、最初にヘッダークリップまたは解説文クリップをタイムラインに配置します。(※最初に音声を配置すると16:9になるため、比率の変更が必要です)
  3. タイムラインに以下の素材を配置していきます。
    音声関連: 音声(short_audio.wav)、BGM、効果音
    生成クリップ: ヘッダークリップ(02_header_clip_adjusted.mov)、解説文クリップ(04_deep_dive_clip_adjusted.mov)
    画像: フック用画像(01_hook_image.png)、本編用画像群(processed_images/内)
    その他: 字幕(final_adjusted.srt)
  4. フック部分の構成: タイムラインの冒頭、フックナレーションが流れている間は、フック用画像(01_hook_image.png)を表示します。その後のナレーションから、本編用画像を順番に配置します。
  5. BGMと効果音:
    BGM: 共有ドライブの「ショート用BGM」フォルダ内にある4つのカテゴリから、動画の雰囲気に合うものを選択し、音量を-20dBに設定します。
    効果音: 共有ドライブの「効果音」フォルダから雰囲気に合うものを選択し、画像の切り替わりや強調したい箇所に追加します。
    【注意】効果音の音量は、音の高低によって適切な値が異なります。-5dBから-10dBを目安に調整しますが、音によってはそのままでも問題ない場合や、逆に聞こえづらくなる場合もあります。慣れるまでは必ずイヤホンで、BGMやナレーションとのバランスを確認しながら調整してください。
  6. 字幕スタイルの設定: タイムライン上の字幕クリップを1つ選択し、以下のスタイルを設定後、「すべてに適用」にチェックを入れます。
    フォント: レゲエ
    プリセットスタイル: 黄色の文字に黒縁
    位置: X: 0, Y: 0
    アニメーション (イン): タイプライター
  7. タイムラインの末尾を確認し、音声本体以外のすべてのクリップの終了タイミングを揃えます。
  8. 画面右上の「エクスポート」から動画を書き出します。
  9. 重要: 書き出し設定でフレームレートを「30fps」にし、「オプティカルフロー」を必ずオフにしてください。オンになっていると、映像がチカチカする現象が発生します。


Step 9: 最終納品前チェックリスト

納品前の最終確認は、手戻りをなくし、お互いの時間を最大限に活用するために最も重要な工程です。以下のリストを使い、全ての項目がクリアできているか、必ず指差し確認をお願いします。

✅ タイムライン全体に関するチェック

  • 必要な素材は全てタイムラインにありますか?
    (音声 / BGM / 効果音 / ヘッダー / 画像 / 解説文 / 字幕)
  • クリップの末尾は揃っていますか?
    音声本体を除き、全てのクリップの終了タイミングが正確に揃っているか確認してください。

✅ テロップ(字幕)に関するチェック

  • スタイルは指定通りですか?
    フォント、色、位置、アニメーションは指定のフォーマット通りに設定され、「すべてに適用」されていますか?
  • タイミングのズレはありませんか?
    全体を通して再生し、音声と字幕のタイミングがズレている箇所はありませんか?

✅ 書き出し設定に関するチェック

  • 書き出し設定は正しいですか?
    フレームレートは「30fps」、オプティカルフローは「オフ」になっていますか?(映像のチカチカ現象を防ぐ最重要項目です)
  • 最終書き出しは完了しましたか?
    動画本体の作成は完了していますか?


Step 10: 最終納品

完成した動画ファイル本体をZIP形式で圧縮し、指定された方法で納品してください。


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