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1. 「Apps」機能とは? - AIがOSになる日
2026年1月、ChatGPTの左サイドバーにひっそりと、しかし革命的なメニューが追加されました。「Apps (Beta)」です。
これまでも「Plugins」や「GPTs」といった機能拡張はありましたが、今回のAppsは次元が異なります。最大の特徴は、外部アプリケーションのUI(ユーザーインターフェース)が、ChatGPTのチャット画面内に直接埋め込まれる(Embedded)点です。
例えば、Adobe Photoshopを使いたい場合、これまでは画像をダウンロードしてPhotoshopを起動する必要がありました。しかしApps機能を使えば、チャット画面内にPhotoshopの簡易版が立ち上がり、AIと対話しながらスライダー操作で補正を行うことができます。
これはまさに、ChatGPTが単なるチャットボットから、あらゆる業務を遂行する「オペレーティングシステム(OS)」へと進化した瞬間と言えるでしょう。
2. 必要な準備とAppsの有効化
この機能は現在Beta版として提供されており、以下の手順で利用を開始できます。
アクセス方法
- ChatGPTを開き、画面左側のサイドバーを確認します。
- 「Apps」という項目をクリックします(見当たらない場合は、ブラウザをリロードするか、プラス会員以上の設定を確認してください)。
- アプリストアのような画面が表示され、「Featured」「Lifestyle」「Productivity」などのカテゴリからアプリを選択できます。
アプリの連携(Connect)
初回利用時は、各サービスのアカウント連携が必要です。例えばPhotoshopを使う場合はAdobe ID、Canvaを使う場合はCanvaアカウントでログインします。
アプリの「Connect」ボタンを押し、表示されるポップアップで認証を許可(Allow)すれば準備完了です。APIキーの手動入力などは不要で、非常にスムーズなUXになっています。
3. 実践:Photoshopで画像を「会話」しながら編集する
では、実際にAdobe Photoshop連携を使って画像を編集してみましょう。ここでのポイントは、「生成」ではなく「編集(Edit)」ができるという点です。
手順
- Appsメニューから「Adobe Photoshop」を選択、またはチャット欄で
@Adobe Photoshopと入力して呼び出します。 - 編集したい写真をチャットにドラッグ&ドロップでアップロードします。
- 具体的な編集内容をプロンプトで指示します。
プロンプト例:
@Adobe Photoshop
この画像の明るさを少し下げて、コントラストを強めにしてください。
背景をぼかして、被写体を際立たせて。実行結果と操作
AIが指示を解析し、Photoshopエンジンを使って画像を処理します。驚くべきはここからです。
チャット画面に表示された画像には、「Brightness(明るさ)」や「Contrast(コントラスト)」、「Blur(ぼかし)」といった調整スライダーが付属しています。AIの自動処理が気に入らなければ、このスライダーを自分で動かして微調整が可能です。
編集が終わったら、「Open in Photoshop」ボタンを押せば、Web版またはデスクトップ版のPhotoshopで続きの作業を行うこともできます。
4. 実践:Lovable / Canva でのクリエイティブ生成
画像編集だけでなく、Web開発やデザイン制作も劇的に効率化します。
Lovable (Webアプリ開発)
「Lovable」は、自然言語からフルスタックのWebアプリを生成するツールです。Apps機能を使えば、ChatGPTから離脱することなく開発が進められます。
プロンプト例:
@Lovable
私の経歴に基づいたポートフォリオサイトを作ってください。
モダンでダークモード対応、お問い合わせフォームも付けて。指示を送ると、ChatGPTが裏側でLovableを動かし、数秒でプレビューが表示されます。「Create Website」をクリックすれば、実際にデプロイされたWebサイトのリンクが発行されます。
Canva (デザイン作成)
YouTubeのサムネイルやSNSの投稿画像も、Canva連携を使えば一瞬です。
プロンプト例:
@Canva
「生産性を上げる方法」というテーマでYouTubeのサムネイルを作って。
文字を目立たせて、ビジネスライクな雰囲気で。複数のデザイン案がカルーセルで提示され、気に入ったものを選択して「Open in Canva」を押せば、そのまま文字の修正や素材の入れ替えが可能です。
5. まとめと未来の展望
今回紹介したChatGPTの「Apps」機能は、私たちが普段行っている「アプリを行き来する時間」を極限までゼロに近づけるものです。
- Photoshop: 開かずに高度な補正が可能
- Lovable: 会話だけでアプリをデプロイ
- Canva: アイデア出しからデザイン案作成まで完結
2026年の今、AIは「相談相手」から「手を動かすパートナー(Agent)」へと完全にシフトしました。まだBeta版の機能も多いですが、これらを使いこなすことで、あなたの生産性は間違いなく飛躍します。
ぜひ、左サイドバーの「Apps」をクリックして、新しい開発体験を試してみてください。
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