STEP 0
AI開発環境セットアップガイド
最強の武器を装備せよ ― Antigravity / Claude /
Grok
ようこそ、AI駆動開発アカデミーへ。
この講座では、Googleが開発した次世代のAIエージェント型エディタ「Google Antigravity」をメインの武器として使用します。
さらにClaude(Anthropic)の精密なコード生成と、Grok(xAI)のリアルタイムな知見を、目的に応じて使い分けていくのがこの講座の「最強の流儀」です。
本編(Quest 01)からロケットスタートを切るために、まずはこのページの手順に従って、AIツールのアカウント準備から開発環境の構築まで、「最強の装備」をすべて整えましょう。
焦る必要はありません。一つ一つ確実に進めていけば、必ず理想の「基地」を完成させることができます。
SETUP INDEX
1. アカウントの準備
まずは、この講座で使う4つのツールのアカウントを作成・確認してください。
必須 Googleアカウント
Antigravityへのログインと、最新AIモデル「Gemini」を利用するために必要です。
※普段お使いのGmailアカウントで問題ありません。
推奨 Claude(Anthropic)アカウント
Anthropicが開発したAI。無料のWEB版(claude.ai)でもSonnetが使えて高性能。まずは無料登録だけしておこう。
※気に入ったらPro(有料)へ。Claude Codeなど上位機能が解放される。
claude.ai に登録する(無料)必須 Grok(xAI)アカウント
イーロン・マスク率いるxAIが開発した高性能AI。この講座では「まずGrokに聞け」が鉄則。開発者向けのTipsに特に強い。
※X(旧Twitter)アカウントで登録可能。
grok.com に登録する2. AIのプランについて(よくある質問)
「どのプランに入ればいいですか?」という質問をよく受けます。まずこれを理解してから進みましょう。
無料で使えるもの(まずはここから)
有料を検討するタイミング
- Antigravity
有料版(約$20/月):無料版(週次回復)のロックが気になり始めたとき。Flashモデルが5時間ごとに回復し、より長時間の開発が可能になります。
→ まずは無料版で始めて、開発量が増えてきたタイミングで加入するのがスマートです。 - Claude Pro(約$20/月):Claude CoworkやClaude
Codeを本格的に使いたくなったとき。OpusモデルやCoworkの上位機能が解放される。
→ まずは無料WEB版を使い倒して、「これが必要だ」と感じたら課金すればOK。 - SuperGrok ($10〜$30/月):Grokをより長く・速く・大量に使いたいとき。Lite ($10) と
Pro ($30) が選択可能。
→ Xプレミアム(旧Blue)加入者も、それぞれのプランに応じたGrok利用枠が提供されます。
結論:まず全ツールを無料で登録して講座を進めてください。追加課金が必要なタイミングは、講座内でその都度案内します。
3. 魔法の鍵(Gemini APIキー)の入手
AIツールを動かすための「認証キー」を取得します。これがないと、AIは動いてくれません。
発行は無料です。
🔑 APIキー取得手順
- Google AI Studio にアクセスします。
-
画面上のボタン "Create API key" をクリックします。
(初回のみ利用規約の同意画面が出ることがあります) - ポップアップ画面で "Create API key in new project" を選択します。
- 数秒後に表示される長い文字列があなたの「APIキー」です。"Copy" ボタンを押してコピーし、メモ帳などに貼り付けて大切に保管してください。
⚠️ 注意:このキーは他人に教えないでください。パスワードと同じです。
4. 必須ツールのインストール
エンジニアの道具箱をインストールします。以下の順番通りに行ってください。
3-1. Python 3.11 のインストール(最重要)
ツールの動力源です。バージョンを間違えるとツールが動きません。
⚠️ 絶対ルール
必ず Python 3.11.x をインストールしてください。
最新の 3.12 や 3.13
は、一部のPythonライブラリ(依存関係)が未対応で正常に動作しないため、禁止です。
-
Windowsの方: こちらから Python 3.11.9
をダウンロード。
重要! インストール画面の一番下にある "Add python.exe to PATH" に必ずチェックを入れてから "Install Now" を押してください。 -
Macの方: ターミナルで
brew install python@3.11を実行。
3-2. Git のインストール
世界中の最新ツールをあなたのPCに持ってくるための「配送業者」です。
- Windowsの方: 公式サイトからダウンロードし、設定はすべて「Next」を押して完了させてください。
-
Macの方: ターミナルで
brew install gitを実行。
3-3. Google Antigravity のインストール
そして主役の登場です。最強のAIエディタをインストールします。
以下の公式サイトからインストーラーをダウンロードし、実行してください。
起動時にGoogleアカウントでのログインを求められます。
5. 聖域の構築 (作業フォルダ / SSH設定)
最後に、AIたちがのびのびと活動できる「聖域(Workspace)」を作ります。
5-1. 作業フォルダの作成
✅ Cドライブ直下に作成する(推奨)
エクスプローラーを開き、Cドライブの直下に新しいフォルダ AI_Work を作成してください。
C:\AI_Work
なぜCドライブ直下を推奨するのか
Claude Cowork(デスクトップ型のエージェントAI)はホームディレクトリ(C:\Users\…)外のフォルダを操作できません。Cドライブ直下に統一しておくことで、すべてのツールが同じフォルダを使えます。
※デスクトップやドキュメントフォルダ内は避けてください。パスが長くなりトラブルの原因になります。
5-2. SSH設定(パスワード入力を省略する)
毎回パスワードを入力するのは大変です。「SSHキー」というデジタル合鍵を作って、GitHubに登録しましょう。
手順:
- Windowsのスタートメニューを右クリックし、「Windows PowerShell」または「ターミナル」を開きます。
-
以下のコマンドをコピーして貼り付け、Enterキーを押します。
ssh-keygen -t ed25519 -C "your_email@example.com"
("your..." の部分はあなたのメールアドレスに変えてください) - 何か聞かれますが、全て何も入力せず Enterキー を3回連打してください。
- 以下のコマンドで「鍵の中身」を表示します。
cat ~/.ssh/id_ed25519.pub ssh-ed25519から始まる長い文字列が表示されるのでコピーします。- GitHubのSSH設定ページを開き、「New SSH key」ボタンから、コピーした鍵を貼り付けて保存します。