Route B Phase 3 : Advanced

B-06:【応用】リアルAI連動型への道

GASとAPI連携で、パーソナライズされた診断を実現する

これまでのレッスンで、あなたは「ルールベース」の診断ツールを完成させました。これは高速で安定していますが、結果は常に数パターンのいずれかです。

この応用レッスンでは、さらに一歩進んで、ユーザーの回答ごとにAIがその場でユニークなアドバイスを生成する「リアルAI連動型」の仕組みを、AIに質問しながら自走形式で構築する方法を学びます。

1. なぜこの仕組みが必要なのか?(APIキーの保護)

診断ツールのHTMLコードにAPIキーを直接書き込むと、第三者に盗まれ、不正利用される危険性があります。これを防ぐため、ユーザーから見えない「安全なサーバー(バックエンド)」でAPIキーを管理する必要があります。今回は、その役割をGoogle Apps Script (GAS) に担わせます。

リアルAI連動型の全体像

① フロントエンド

(診断ツールHTML)

② バックエンド

(GAS)

③ AI

(Gemini API)

2. AIを司令塔にして実装するロードマップ

AIにいきなり「部品」を作らせるのではなく、まず「全体像」を共有して司令塔になってもらいます。以下のステップで進めましょう。

【最重要】Step 0: プロジェクトの全体像をAIにインプットする

まず、新しいチャットを開始し、以下のプロンプトを投げてAIにプロジェクトの全体像とあなたの現在のコードを教え込みます。これにより、AIは文脈を完全に理解した「専属エンジニア」になります。

Step 1: バックエンド(GAS)の作成を指示する

AIが「準備完了です。」と返答したら、同じチャットで続けて以下の指示を出します。Googleスプレッドシートを開き、「拡張機能」>「Apps Script」からエディタを起動しておきましょう。

Step 2: フロントエンド(診断ツール)の改修を指示する

GASのコードが生成されたら、次にフロントエンドの修正を指示します。AIはStep 0で受け取ったHTMLコードを覚えているので、コードを再送する必要はありません。

Step 3: AIへの指示(プロンプト)の調整

AIが生成する文章の質を上げるため、GASコード内のプロンプトをより具体的にする指示を出します。

Step 4: GASの設定方法をAIに質問する

最後に、GASを動かすための設定手順をAI自身に教えてもらいます。


Route B、コンプリート。

おめでとうございます!これで、Web診断ツール開発の全工程をマスターしました。
この知識を応用すれば、「AI職務経歴書作成ツール」など、さまざまなWebアプリケーションを開発できます。

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