Phase X STEP 1

モバイル開発環境の設営

Pydroid 3 と Termux - Androidを最強の開発マシンに変える

このステップでは、あなたのAndroidスマートフォンに、PCと同じようにPythonツールを開発・実行できる環境を構築します。
インストールするのは、役割の異なる2つの無料アプリです。

1. 2つの司令部のインストール

Google Play ストアから、以下の2つのアプリをインストールしてください。

① Pydroid 3

Pythonコードを編集・実行するためのメインアプリです。

Playストアで開く

② Termux

Gitコマンドを使い、PCとコードを同期するためのアプリです。

Playストアで開く

🤔 なぜ2つも必要なのか?

Pydroid 3 はPythonの実行に特化していますが、Gitなどの外部コマンドの扱いは少し不安定です。
一方、Termux はGitコマンドの実行に非常に優れています。
この2つを「実行役」と「管理役」で使い分けるのが、Android開発の鉄則です。

2. Termuxの初期設定

インストールしたTermuxを開き、以下のコマンドを順番に実行してください。

# 1. ストレージへのアクセス権限を許可
termux-setup-storage

(※ 「許可しますか?」とポップアップが出たら「許可」をタップ)

# 2. パッケージリストを更新
pkg update -y

# 3. Gitをインストール
pkg install git -y

3. Pydroid 3の初期設定

Pydroid 3は、そのままだと一部のライブラリをインストールできません。
以下の手順で、必須の「拡張機能」を追加します。

  1. Pydroid 3を起動し、左上のメニュー(≡)> Pip をタップします。
  2. 「Pydroid repository plugin is missing」というポップアップが表示されます。
  3. 「GET PLUGIN」をタップし、Playストアから「Pydroid repository plugin」をインストールしてください。
  4. インストール後、Pydroid 3に戻れば設定完了です。

これで、あなたのスマホは開発マシンへと進化しました。
次は、PCで作ったツールをスマホに持ってくる「コード同期」のステップに進みます。

STEP 2:PC版コードのAndroid対応化へ進む