7. 動画を彩るBGM・効果音の追加(CapCut)

動画の雰囲気を演出し、視聴者の感情に訴えかけ、全体的な視聴体験を高めるために、BGM(バックグラウンドミュージック)や効果音(SE:Sound Effect)は非常に重要な要素です。ここでは、CapCutでこれらの音素材を追加し、適切に調整する方法を学びます。


音源の準備:

使用するBGMや効果音を用意します。著作権には十分に注意しましょう。

  • CapCut内蔵音源の活用:
    • 画面左上の「オーディオ」タブをクリックします。ここには「楽曲」や「効果音」のライブラリがあります。
    • 重要:YouTubeなど外部プラットフォームで公開する場合は、必ず商用利用可能な音源を使用してください。「楽曲」タブ内のフィルターアイコン(漏斗マーク)をクリックし、「商用」にチェックを入れることで、商用利用が許可されている音源のみを表示できます。
  • 外部の著作権フリー音源:
    • インターネット上には、商用利用可能なBGMや効果音を配布しているサイトが多数あります。以下はその一部です:
    • 利用する際は、各サイトの利用規約を必ず確認し、クレジット表記の要否や禁止事項などを把握した上で使用しましょう
    • ダウンロードした音源ファイルは、CapCutの「メディア」パネルにドラッグ&ドロップするか、「インポート」ボタンから読み込みます。

タイムラインへの配置:

用意した音源をタイムライン上の適切な位置に配置します。

  • 配置方法:使用したいBGMまたは効果音を、「オーディオ」タブまたは「メディア」パネルから、タイムラインのオーディオトラック(通常、メインの音声トラックの下に追加されます)にドラッグ&ドロップします。
  • タイミング調整:配置したオーディオクリップを左右にドラッグして、鳴らし始めたいタイミングを調整します。

長さ調整と不要部分カット:

BGMや効果音の長さを、動画の内容や演出に合わせて調整します。

  • 長さ調整:タイムライン上のオーディオクリップの端を左右にドラッグすることで、クリップの長さを短くしたり、長くしたり(元の音源の長さまで)調整できます。
  • 不要部分のカット:BGMの冒頭に無音部分がある場合や、特定の部分だけを使いたい場合は、項目5で学んだカット編集のテクニック(Eキーで分割、W・Q・Rキーで削除など)を使って不要な部分を取り除きます。

適切な音量調整(最重要):

BGMや効果音の音量が大きすぎると、メインの会話やナレーションが聞き取りにくくなり、動画全体の質を著しく下げてしまいます。メイン音声とのバランスを考慮した適切な音量調整が不可欠です

  • 調整方法:
    1. タイムラインで調整したいBGMまたは効果音のクリップを選択します。
    2. 画面右側の「ベーシック」オーディオ設定パネルにある「ボリューム」スライダー、または数値入力で音量を調整します。
  • 音量バランスの目安:
    • BGM:ステップ2で処理・調整したメイン音声(会話・ナレーション)がはっきりと聞こえることを最優先に考えます。一般的に、メイン音声に対して-15dB ~ -25dB程度が目安とされますが、これはBGMの曲調やメイン音声の大きさによって変動します。静かな曲なら少し大きめでも良い場合もありますし、ボーカル入りのBGMはさらに小さめにする必要があります。
    • 効果音:効果音の種類や目的によって適切な音量は異なります。強調したい効果音は一時的に大きくても良いですが、耳障りにならないように注意が必要です。
  • 確認方法:必ずメイン音声と同時に再生し、自分の耳で聞きながら、メイン音声の邪魔にならず、かつBGMや効果音の効果が適切に感じられるバランスを探ってください。プレビュー画面下のオーディオメーターも参考に、全体の音量がピーク(0dB)を超えないように注意します。

フェードアウト設定:

BGMが動画の途中で突然終わると不自然な印象を与えることがあります。特に動画の最後に合わせてBGMを終わらせる場合は、自然に音が消えていくようにフェードアウトを設定しましょう。

  • 設定方法:
    1. タイムラインでBGMクリップを選択します。
    2. 画面右側の「ベーシック」オーディオ設定パネルにある「フェード」セクションの「フェードアウト」のスライダーを右に動かすか、秒数を入力します。
    3. 設定した秒数分、クリップの終わりから音が徐々に小さくなっていきます。適切な長さを調整しましょう。(フェードインも同様に設定可能です)

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