KLING AI表現力UP!
プロンプト&設定パーフェクトガイド

現在は、変身動画を作成する際、KLING AIよりもCapCutデスクトップ版に搭載されているAI動画生成機能をおすすめしています。KLING AIよりもコストを抑えることができ、変身の表現もより高品質かつスムーズに行えるためです。この記事のKLING AIに関する情報は参考としてご覧ください。


ポジティブプロンプト

ポジティブプロンプトとは、生成したい動画の内容、スタイル、構成などを具体的に記述した、AI生成ツールへの指示テキストです。AIは、この指示を基に、あなたの意図を汲み取り、より希望に近い作品を生成します。

効果的なポジティブプロンプトは、生成物のクオリティ向上に直結する重要な要素です。キーワードを効果的に用いて詳細な指示を与えることで、あなたの創造性を最大限に発揮できます。

KLING AIでは、5W1Hの要素(Who、What、When、Where、Why、How)をプロンプトに組み込むことで、より詳細で高品質な動画を生成できます。例えば、「A cat(Who) wearing a red hat(What) sitting on a roof(Where) at sunset(When)、watching birds(Why) in a cinematic style(How)」のように記述します。

ポジティブプロンプト キーワード集

以下のキーワードリストを参考に、5W1Hの要素をより詳細に記述したり、動画のスタイル、雰囲気などを追加してください。

カテゴリ:Who(誰)

キーワード 説明
catdogbird、etc.(具体的な動物) 動物の種類を指定
womanmanchild、etc.(人物) 人物の性別や年齢層を指定
astronautscientistrobot、etc.(職業・キャラクター) 職業やキャラクタータイプを指定

カテゴリ:What(何)

キーワード 説明
wearing a red hatholding a book、etc.(服装・持ち物) 服装や持ち物を具体的に記述
sittingstandingrunning、etc.(状態・動作) 基本的な状態や動作を記述

カテゴリ:When(いつ)

キーワード 説明
sunsetsunrisemorningnight、etc.(時間帯) 時間帯を指定
springsummerautumnwinter(季節) 季節を指定

カテゴリ:Where(どこ)

キーワード 説明
on a roofin a forestat the beach、etc.(場所) 具体的な場所を指定
cityforestspaceship、etc.(環境) 背景となる環境を指定

カテゴリ:Why(なぜ・何)

キーワード 説明
watching birdsreading a bookeating、etc.(行動・目的) 主体が何をしているのか、その理由や目的を記述

カテゴリ:How(どう) スタイル

キーワード 説明
cinematicoil paintingcyberpunk3D rendering、etc.(画風・ジャンル) 動画全体のスタイルやジャンルを指定
close-upmedium shotlong shot(カメラアングル) カメラアングルを指定
warm lightingcold lightingdramatic lighting(照明) 照明の雰囲気を指定
vivid colorspastel colorsmonochrome(色調) 動画全体の色調を指定
HorizontalVerticalZoomPanTiltRoll(カメラワーク) カメラワークを指定
  • 複数のキーワードを組み合わせて、より複雑な指示を表現できます。
  • AIの性能や学習データによって、すべてのキーワードが期待通りの結果を生むとは限りません。様々な組み合わせを試して、最適なプロンプトを探しましょう。

ネガティブプロンプト

ネガティブプロンプトとは、生成動画に含めたくない要素を指定することで、生成品質を向上させるための指示テキストです。

ネガティブプロンプト キーワード集

以下のキーワードは、KLING AIの公式が例として挙げているものと、生成品質向上に役立つと判断されたものを組み合わせたものです。目的に応じて、これらのキーワードを組み合わせて使用してください。

キーワード 説明
low qualityworst qualitylowres 低品質、低解像度を抑制
blurrypixelated ぼやけ、ピクセル化を抑制
distortiondeformedbad anatomyextra limbsmutateddisfigurement 変形、歪み、不自然な構造、余分な手足、突然変異、外観の損傷を抑制
jpeg artifacts JPEG圧縮によるノイズを抑制
frame rate issuesdropped framesflickeringinterlacing artifacts フレームレートの問題、フレーム落ち、ちらつき、インターレースノイズを抑制
poorly stabilized 不安定な動画を抑制
noisygrainy ノイズ、粒状感を抑制(画風によっては調整)
motion blur モーションブラーを抑制(必要な場合は除外)
watermarklogos ウォーターマーク、ロゴを抑制(通常は不要)
animationabstractillustrationscomputer-generatedwarpedcollage アニメーション、抽象表現、イラスト、CG、歪み、コラージュを抑制(実写風にしたい場合など)

使用例:

実写風で高品質な動画を生成したい場合、以下のようにネガティブプロンプトを指定します。

low quality, worst quality, lowres, blurry, distortion, animation, abstract, illustrations, computer-generated

これにより、低品質、低解像度、ぼやけ、歪み、アニメーション風、抽象表現、イラスト風、CGなどの要素が抑制され、より実写に近い、高品質な動画が生成されやすくなります。状況や目的に応じて、上記のキーワードリストから適切なキーワードを選択し、組み合わせて使用してください。


Creativity・Relevanceスライダー

KLING AIには、生成される動画の品質を調整するための、Creativity・Relevanceスライダーがあります。このスライダーを左右に動かすことで、AIによる解釈の自由度と、入力(テキストプロンプト、およびアップロードされた画像)への忠実度のバランスを調整します。

KLING AIでは、以下の3つの方法で動画を生成できます。

  • テキストのみ: テキストプロンプトのみを入力として動画を生成します。
  • テキストと開始フレーム: テキストプロンプトと開始フレームの画像を入力として動画を生成します。
  • テキストと開始・終了フレーム: テキストプロンプトと、開始フレームおよび終了フレームの2枚の画像を入力として動画を生成します。

Creativity・Relevanceスライダーは、これらのすべての生成方法において、動画の品質に影響を与えます。

Creativity・Relevanceスライダーの機能

KLING AIの公式Xアカウント(@Kling_ai)では、Creativity・Relevanceスライダーを、AIによる動画生成の解釈と、入力(テキストプロンプト、およびアップロードされた画像)への忠実度を調整するものとして紹介しています。

KLING AI公式Xより

このスライダーは、以下の2つの要素のバランスを調整します。

  • Creativity(創造性): AIがどの程度自由に、入力(テキストプロンプト、およびアップロードされた画像)から離れた解釈を許容するか。
  • Relevance(関連性): AIがどの程度、入力(テキストプロンプト、およびアップロードされた画像)に忠実であろうとするか。

スライダーの調整と影響

共通事項

  • スライダーを中央付近に設定すると、CreativityとRelevanceのバランスが取れた状態になります。
  • 詳細なプロンプトを使用する場合は、スライダーをある程度Creativity側に寄せても、比較的安定した結果が得られることがあります。
  • プロンプトが抽象的な場合は、Relevanceを高めにしすぎると、AIの解釈が限定的になり、プロンプトの内容が十分に反映されない可能性があります。
  • 最終的には、生成したい動画のイメージに合わせて、CreativityとRelevanceのバランスを調整することが重要です。
  • スライダーの位置を変えて複数のテスト動画を生成し、比較検討することをおすすめします。

スライダーを左側(Creativity側)に動かす場合

  • 効果: AIの創造性が高くなり、テキストプロンプトに基づきつつも、より自由で独創的な動画が生成されます。
    • テキストのみの場合: テキストプロンプトの内容に基づいて、AIが完全に独自の動画を生成します。
    • テキストと開始フレームの場合: テキストプロンプトの内容に加え、開始フレームの画像も参考にしつつ、AIが創造性を発揮して動画を生成します。開始フレームの画像から大きく異なる内容の動画が生成される可能性もあります。
    • テキストと開始・終了フレームの場合: 開始フレームと終了フレームの画像の間を、AIが創造性を発揮して補間します。テキストプロンプトの内容も考慮されますが、AIによる自由な解釈の余地が大きいため、予想外の展開や効果が生まれる可能性があります。
  • メリット:
    • テキストプロンプトの内容をある程度反映しつつ、AIによる創造的な解釈が加わるため、より自然な表現や、予想外の面白い効果が得られることがあります。
    • 抽象的なプロンプトや、アーティスティックな表現を求める場合に有効です。
    • テキストのみから動画を生成する場合に特に有効です。
  • 注意点: 入力(テキストプロンプト、およびアップロードされた画像)から大きく逸脱する可能性もあります。生成結果が予測しにくくなるため、細かな調整が必要になる場合があります。

スライダーを右側(Relevance側)に動かす場合

  • 効果: 入力(テキストプロンプト、およびアップロードされた画像)への関連性が高くなり、より忠実な動画が生成されます。
    • テキストのみの場合: テキストプロンプト内の要素間の関係性や、指示の明確さに影響を与えます。Relevanceを高めに設定すると、テキストプロンプトの内容に、より忠実な動画が生成されやすくなります。
    • テキストと開始フレームの場合: 開始フレームの画像の特徴(キャラクター、オブジェクト、背景、構図など)を、できるだけ維持しながら、テキストプロンプトで指示された動きや変化を表現します。
    • テキストと開始・終了フレームの場合: 開始フレームと終了フレームの画像に写っている要素(キャラクター、オブジェクト、背景、構図など)を、できるだけ維持しながら、その間を繋ぐ中間フレームを生成します。テキストプロンプトで指示された動きや変化も、これらの画像に忠実な形で反映されます。
  • メリット:
    • 入力(テキストプロンプト、およびアップロードされた画像)の内容を、できるだけ正確に反映した動画を生成したい場合に適しています。
    • 意図した通りの動きや変化を、より確実に動画内で表現したい場合に有効です。
  • 注意点:
    • 入力(テキストプロンプト、およびアップロードされた画像)の内容に矛盾がある場合、AIがどちらを優先すべきか判断できず、不自然な結果になることがあります。
    • 動きや変化の指示が曖昧な場合、Relevanceを高めすぎると、AIが入力画像(存在する場合)に強く影響されたり、テキストプロンプトの解釈が限定的になったりして、動きや変化が乏しくなる、または、ぎこちなくなる可能性があります。

KLING AI 生成品質向上のための調整方法

  1. 初期設定: まず、スライダーを中央付近に設定してテスト動画を生成します。
  2. 評価: 生成された動画を確認し、以下の点を評価します。
    • プロンプトとの一致度: テキストプロンプトで指示した内容が、どの程度反映されているか。
    • 入力画像との関連性(存在する場合): アップロードされた画像の特徴(キャラクター、オブジェクト、背景など)が、どの程度維持されているか。
    • 動画の自然さ・破綻の有無: 動画全体の動きや変化が自然か、不自然な描写やエラーがないか。
    • 創造性: 予想外の面白い効果や、独創的な表現が含まれているか。
  3. 調整: 評価結果に基づき、スライダーを左右に動かして微調整します。
    • より自由で独創的な動画にしたい場合は、Creativity側へ。
    • より入力に忠実な動画にしたい場合は、Relevance側へ。
  4. 繰り返し: 上記の手順を繰り返し、最適なバランスを見つけます。必要に応じて、開始フレームと終了フレームに画像を指定し、動画の始点と終点を調整します。

シーン別おすすめ設定例

変身動画の場合(開始フレームと終了フレームの使用を推奨):

  • 基本的な考え方: 開始フレームと終了フレームに変身前後の画像を指定し、その間をAIに補間させることで変身動画を作成します。CreativityとRelevanceのスライダーは、この補間のされ方に影響を与えます。
  • Relevance高め:
    • Relevanceを高めに設定することで、開始フレームと終了フレームの間を繋ぐ動画を、より滑らかで破綻の少ないものにすることができます。
  • Creativityも活用:
    • 変身過程に大きな形態変化を伴う場合(人から動物、物体から生物など)や、よりダイナミックな変身を表現したい場合は、Relevanceを少し下げ、Creativityもある程度高めに設定すると、AIがより創造的で自然な変身過程を生成してくれる可能性があります。
  • 開始・終了フレームの活用:
    • 必須: 変身動画では、開始フレームと終了フレームに、それぞれ変身前と変身後の画像を指定することを推奨します。
    • Relevanceとの関係: Relevanceを高めると、開始・終了フレームの画像に忠実な動画が生成され、Creativityを高めると、開始・終了フレームの画像の間で、AIによる創造的な解釈が加わります。

キャラクターやオブジェクトに特定の動きや変化をさせたい場合:

  • Relevance高め: テキストプロンプトで指示した動きや変化を、より忠実に反映させたい場合に有効です。アップロードされた画像がある場合は、そこに写っているキャラクターやオブジェクトに、指示した動きや変化が適用されます。例えば、「走る」「ジャンプする」「回転する」などの明確な動作指示は、Relevanceを高めることで、より正確に表現されます。
  • Creativityも活用: 動きや変化が複雑な場合や、アップロードされた画像から大きく異なる動きをさせたい場合は、Creativityもある程度高めに設定することで、より自然で滑らかな動きになることがあります。

抽象的な表現や、特定のスタイルを重視したい場合:

  • Creativity高め: AIの自由な解釈を促し、より独創的でアーティスティックな動画を生成したい場合に有効です。例えば、「悲しみを表現する」「未来都市を描く」などの抽象的な指示は、Creativityを高めることで、より多様な表現が生まれる可能性があります。
  • Relevanceも考慮: Creativityを高めすぎると、入力(テキストプロンプト、およびアップロードされた画像)から大きく逸脱する可能性があるため、Relevanceも考慮しながら、生成結果を確認し、調整する必要があります。

動きの少ない動画の場合:

  • Relevance高め: アップロードされた画像の状態をできるだけ維持し、大きな変化を避けたい場合に有効です。
  • Creativityも少しは必要: ただし、Relevanceを最大にすると、動きがほとんどない、または非常に限定的な動画になる可能性があるため、若干Creativity側に寄せることも検討してください。

動きの多い動画の場合:

  • CreativityとRelevanceのバランスが重要: ある程度Creativityを確保することで、より自然で滑らかな動きを表現できる可能性があります。しかし、Relevanceが低すぎると、アップロードされた画像の特徴が失われたり、テキストプロンプトと異なる動きになる可能性があるため、両者のバランスが重要になります。

テキストのみから動画を生成する場合:

  • Creativityが重要: AIはテキストプロンプトのみに基づいて動画を生成するため、Creativityスライダーの設定が、生成される動画の内容に大きく影響します。
  • Relevanceの役割: Relevanceは、テキストプロンプト内の要素間の関係性や、指示の明確さに影響を与えます。Relevanceを高めに設定すると、テキストプロンプトの内容に、より忠実な動画が生成されやすくなります。

参考動画

【KLING AI】Creativity・Relevance スライダー完全攻略!動画生成AIを使いこなす
【KLING AI】CreativityRelevanceスライダー徹底検証!動画生成AIで最適な設定を見つける方法
【KLING AI】CreativityとRelevanceスライダー徹底検証!変身・融合動画の成功率は?


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