レッスン02
入力ファイルの準備(ハイブリッド記事編)
事前準備、お疲れ様でした。このステップでは、高品質な「ハイブリッド記事」を生成するための「素材」となる2つの入力ファイル(manuscript.mdとdesign.html)を作成します。Geminiの高度な機能と、新しく導入した連携機能をフル活用する、新しい制作フローを学びましょう。
INDEX
1. Deep Researchで記事原稿を作成する
まず、記事の元となる原稿をDeep Researchで作成します。
- Google Geminiにアクセスし、モデルが「Pro」に設定されていることを確認します。
- 記事にしたいテーマを入力し、プロンプト入力欄の下にある「Deep Research」ボタンをクリックします。
- リサーチが完了したら、レポート右上の「エクスポート」から「Google ドキュメントにエクスポート」を選択します。
- 開かれたGoogleドキュメントのメニューから、「ファイル」→「ダウンロード」→「マークダウン (.md)」を選択し、ファイルを保存します。
- ダウンロードしたmdファイルを
manuscript.mdにリネームし、ツールのinputフォルダに配置してください。
2. Geminiでインタラクティブ部を生成する
次に、Deep Researchで生成した原稿を使って、インタラクティブ部を作成します。これには主に2つの方法があります。それぞれの特徴を理解し、状況に応じて使い分けましょう。
方法A:Deep Researchのチャットを継続して生成する(デザイン重視型)
Deep Researchの結果が出たチャットをそのまま使い、ウェブページを生成する方法です。AIがリサーチの文脈を完全に保持しているため、より独創的でリッチなデザインが提案される可能性があります。
- メリット:AIが元の文脈を保持しているため、より独創的でリッチなデザインが提案される可能性があります。
- デメリット:後工程でデザインの意図しない挙動が発生するリスクがやや高い。
- Deep Researchが完了したチャット画面で、右上にある「作成」ボタンをクリックします。
- 表示されたメニューから「ウェブページ」を選択します。
- Geminiがリサーチ内容を元に、自動でウェブページを生成します。デザインに満足したら、ステップ3に進みます。
方法B:新しいチャットのCanvasで生成する(安定性重視型・本講座推奨)
一度エクスポートした原稿を使い、「新しいチャット」でウェブページを生成する方法です。本講座では、後工程でのトラブルを未然に防ぎ、安定した品質のコードを得やすいため、こちらの方法を推奨します。
- メリット:後工程でのトラブルを未然に防ぎ、安定した品質のコードを得やすい。
- デメリット:AIが元のリサーチ文脈を直接参照できないため、デザインの独創性がやや劣る場合がある。
- Geminiで「新しいチャット」を開始します。
- プロンプト入力欄の下にある「Canvas」ボタンをクリックします。
- 表示されたCanvasの画面に、ツールに同梱されている
z_リソース/canvas_prompts/Canvas用_資料ベースLP作成.txtの中身をすべて貼り付けます。このプロンプトには、後工程でのトラブルを未然に防ぐための、様々な技術的指示が組み込まれています。 - プロンプトの下に、先ほどGoogleドキュメントで開いたレポートのテキストを全てコピー&ペーストします。(または、ダウンロードしたmdファイルを添付します)
- プロンプトを送信し、ウェブページの生成を開始します。デザインに満足したら、ステップ3に進みます。
3. 拡張機能でdesign.htmlを保存し、ツールでdesign.cssを自動生成する
このステップでは、拡張機能とツール本体を連携させ、入力ファイルを完成させます。
- ツール本体の
_run_gui.bat(または_run_gui.sh)を実行して、ローカルサーバーを起動しておきます。 - Geminiのプレビュー画面右上にある「共有」ボタンをクリックします。
- 表示されたメニューから「ツールに送信」をクリックします。成功のアラートが表示されれば、
input/design.htmlが自動で保存されます。 - 次に、ツールのGUIを開き、「メイン実行」タブにある【1】インタラクティブ・デザイン部の生成(またはLPの場合は【8】)ボタンをクリックします。
- ツールが起動すると、まず最初にヘッドレスブラウザが
input/design.htmlを内部的に読み込み、動的に生成されたCSS情報を抽出して、input/design.cssとして自動で保存します。その後、後続の処理が実行されます。
お疲れ様でした!以上で、新しいワークフローによる入力ファイルの準備は完了です。手動でのdesign.css作成が不要になり、よりスムーズに制作を進められるようになったことを実感いただけたかと思います。次のレッスンでは、生成されたHTMLの品質をAIでチェックし、完成度を高めていきます。