【使い方ガイド】キメラ融合動画プロンプト生成指示書セット
このページでは、「キメラ融合動画プロンプト生成指示書セット」の使い方をご説明します。このツールは、2種類以上の生物を組み合わせて、あなただけのオリジナル合成獣「キメラ」を創り出すための、AIへの命令文(プロンプト)作成ツールです。静止画から動画まで、想像を超える生物を生み出しましょう!
このツールで出来ること(6つのタブでキメラを創造!)
このツールは、作りたいキメラの種類や用途に応じて、6つのタブを使い分けます。
- 基本キメラ生成:2種類の生物を指定し、融合後のキメラとその融合前の姿のプロンプトを生成する基本的なセットです。
- 複数生成・ランダム構図:一度に複数のキメラプロンプトを生成したり、融合前の構図をランダムに決めたい時に使います。
- 融合過程詳細:融合前・後に加え、融合の途中段階である「中割り」のプロンプトも生成し、より詳細な変化を描写します。
- その他画像生成:キメラの画像から元の生物を推定して「分解」したり、融合前後のプロンプトを一度に生成したりできます。
- 融合・分離動画:2枚の画像をもとに、生物が「融合」または「分離」する動画のプロンプトを生成します。
- アクション動画:生成したキメラなどのキャラクターが、生き生きと動き出す動画のプロンプトを生成します。
これらの機能で、想像性豊かなキメラの画像や動画を、誰でも簡単に作り出すことができます。それでは、各機能を詳しく見ていきましょう。
機能①:基本キメラ生成(静止画の基本セット)
まずは、キメラの静止画を作るための基本的なセットです。ツール画面の「基本キメラ生成」タブを使いましょう。このタブには3つの指示書がセットで用意されています。
- 基本キメラ生成:フォームに融合させたい生物(例:「女性」と「蝶」)などを入力し、実行します。これで「融合後のキメラ」のプロンプトが生成されます。
- キメラプロンプト洗練化(任意):1で生成したプロンプトが少しイメージと違う場合、この指示書で「もっと神秘的に」といった追加指示を与えて、プロンプトを修正できます。
- キメラ融合前プロンプト:最後にこの指示書を実行すると、1で生成したキメラに対応する「融合前の2体の生物」のプロンプトが生成されます。
この3ステップで、融合前と後の高品質な画像プロンプト一式が手に入ります。
機能②:複数生成・ランダム構図(効率化とアイデア出し)
たくさんのパターンのキメラを見たい時や、構図のアイデアが欲しい時に便利なのが「複数生成・ランダム構図」タブです。
- 複数キメラプロンプト生成:「プロンプトカウント」で数を指定するだけで、同じ生物の組み合わせから複数の異なる融合後プロンプトを一度に生成できます。
- 融合前プロンプト(ランダム構図):直前に生成した複数のプロンプトに対応する、融合前のプロンプトを生成します。この時、AIが「背中合わせ」「向かい合う」など様々な構図をランダムに選んでくれるので、多彩なシーンが生まれます。
機能③:融合過程詳細(「中割り」を作る)
融合前・後だけでなく、その間の変化も見せたい場合に使うのが「融合過程詳細」タブです。融合の途中段階である「中割り」のプロンプトを作成できます。
- まず、タブ内の「基本キメラ生成」で、通常通り融合後のプロンプトを作成します。(この情報が次のステップで参照されます)
- 次に「キメラ融合前・中割りプロンプト」を実行します。フォームでは、融合前の「構図」や、融合の仕方(融合プロセス)をリストから選べます。
これにより、融合前→中割り→融合後という、一連の流れを表現する画像セットのプロンプトが完成します。
機能④:その他画像生成(分解や一括生成)
「その他画像生成」タブには、少しユニークな機能が2つあります。
- キメラ分解プロンプト:キメラの画像をAIに見せて、元の生物が何だったのかを推定させ、その融合前のプロンプトを生成します。他の人が作ったキメラ画像からインスピレーションを得たい時に便利です。
- キメラ融合前後プロンプト:融合させたい生物と構図を指定するだけで、融合前と後のプロンプトを一度にセットで生成してくれる、お手軽な指示書です。
機能⑤:融合・分離動画(変化の過程を動画に)
いよいよ動画制作です。「融合・分離動画」タブでは、2枚の画像をもとに、それらが融合したり、逆に1体が複数に分離したりする動画のプロンプトを生成します。
使い方の手順(融合動画の場合)
- 使いたい指示書(例:「基本融合動画」)を選びます。
- フォームに追加の指示などを入力し、「指示書をコピー」ボタンを押します。
- AIチャットに、コピーした指示書と、「融合前の画像(2体)」と「融合後の画像(1体)」の2枚を一緒に貼り付けて実行します。
AIが2枚の画像を分析し、「歪みながら融合」「光を放ちながら融合」など、様々なパターンの融合動画プロンプトを提案してくれます。「KLING特化」の指示書は、動画生成AI「KLING」で特に高い効果を発揮します。
機能⑥:アクション動画(キメラを動かす)
生成したキメラを、さらに生き生きと動かしたい時に使うのが「アクション動画」タブです。1枚の静止画から、キャラクターが動き出す動画のプロンプトを生成します。
- 通常アクションプロンプト:穏やかな動きからダイナミックな動きまで、様々なアクションを生成します。
- 激化アクションプロンプト:複数の激しい動きを組み合わせた、迫力満点のアクションを生成します。
- KLINGアクションプロンプト:動画生成AI「KLING」に最適化された、より詳細なアクションプロンプトを生成します。
使い方は融合動画と同様に、動かしたいキメラの画像をAIチャットに貼り付けて、指示書を実行するだけです。
よくあるご質問
Q. 「キメラ」って何ですか?
ギリシャ神話に登場する、ライオンの頭、ヤギの胴体、ヘビの尻尾を持つ怪物が元になった言葉です。一般的に、複数の異なる生物の特徴を併せ持つ合成生物のことを指します。
Q. なぜ画像と指示書を一緒にAIに渡すのですか?
AIに画像の特徴(色、形、雰囲気、描かれている生物のディテールなど)を正確に理解させ、それを反映したプロンプトを作ってもらうためです。例えば、「金色の鎧を着た騎士」と「翼を持つ竜」の画像を渡せば、AIは「金色の鱗を持つ竜騎士」のような、両方の特徴を受け継いだ、より自然で説得力のあるプロンプトを生成してくれます。
最後に
このツールを使えば、あなたの想像力が続く限り、無限の組み合わせでキメラを創造できます。ぜひ、様々な指示書を試して、誰も見たことのない、あなただけのオリジナル生物を生み出してみてください!